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  • Miki

「死にたい」に応える力

昨今の我が国では、コロナ禍による自粛生活などの「環境の変化」に加え、豪雨被災など大きな生活変容を強いられる機会が続き、多くの人が今後の生活へ不安を抱くなど「大きなストレス」を感じていることかと思います。


和たちは、ストレスを溜め込みすぎると体調を崩したり抑うつ症状などのメンタル症状に悩まされる事態に陥ってしまいます。


このストレスにさらされている期間が長くなると、「抑うつ」と呼ばれる症状からうつ病という疾患へと発展します。

▶︎ うつ病


れない、食欲がない、一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといったことが続いている場合、うつ病の可能性があります。


うつ病は、精神的ストレスや身体的ストレスが重なることなど、様々な理由から脳の機能障害が起きている状態です。


脳がうまく働いてくれないので、ものの見方が否定的になり、自分がダメな人間だと感じてしまいます。そのため普段なら乗り越えられるストレスも、よりつらく感じられるという、悪循環が起きてきます。


薬による治療とあわせて、認知行動療法もうつ病に効果が高いことがわかっています。


早めに治療を始めるほど、回復も早いといわれており、無理せず早めに専門機関に相談すること、そしてゆっくり休養をとることが大切です。


▶︎ 自殺問題


「うつ病=自殺」と考える方も多いのではないでしょうか。

こころを病んでしまうほどに長い期間ストレスにさらされていれば、いっそ死んだ方が楽になれるんじゃないか…と、考えてしまうことはあるかもしれません。


しかし、実際には「考える」ことと、自死行為を「実行する」こととは大きく異なります。


「死にたい」という感情は、極限まで追い詰められ、差し迫った特別な感情のように思えますが、実際には多くの人が抱えている共通の悩みであるのが事実です。


2016年に行われた「自殺意識調査」によると、「本気で自殺したいと考えたことがある」に対して「ある」と答えた人が、25.4%でした。


また、自殺を考えた時期についての質問では、

「過去1年以内」が3.4%、「いま現在」が1.6%もいました。


つまり、2016年時点で4人に1人は本気で自殺したいと考えたことがあり、約60人に1人は、今この瞬間「死にたい」と考えていた…ということになります。


苦難が続く現在の我が国では、この数字がより増加していても不思議はないでしょう。


専門家たちは、人が「死にたい」と考えることを「希死念慮」と呼び、実際にどのよう方法でいつ実行するのか具体的な計画性を持ってしまうことを「自殺企図」と呼びます。



誰かに相談したり、自身の苦境を報告してもらうことで、抱えている問題そのものは解決しなくても、「死にたい」という衝動である「希死念慮」は和らぎます。


このブログでも何度も言っていますが、「孤独と不安」がこころを蝕む要素になりますので、まずは身近な人にこころ内を話してください。・・・むしろ、話しなさい!


▶︎ 無力な専門家たち


臨床に勤めている時から、患者さんから「死にたいです」と相談されることがよくありました。


それに対して、「どんな言葉をかけてあげると、患者さんは“死ななくてもいいんだ”と思えるんだろうか」と思いながら、20年以上考え続けています。


「最適な声がけ」「最適な言葉」というものは、果たして存在するのでしょうか。


私自身は医師ではありませんが、医師でも同じように頭を抱えることに違いはないでしょうし、臨床では医師よりも看護師が身近な存在になり、患者の気持ちに寄り添って受け答えを繰り返す日々が続きます。


私たち看護師の言葉や態度は、患者さんの命に直結しており、場合によっては「引き金」となってしまうリスクも当然あります。


また、カウンセラーとして開業した今も、「死にたい」といった相談を受けることがあります。


「死にたい」「自殺したい」と言う人に向けて、ブログやSNSなどで発信したり、カウンセリングを実施していますが、なかなかベストなアドバイスには至りません。


死にたいと願う患者を前に、私たち専門家はなんと無力なのかと嘆いた経験から、「助けられない無力な看護師」を題材に研究発表した経験もあります。


そうした試行錯誤を繰り返すなかで、今、「死にたいです」と相談された場合、私がかけられる言葉は、この言葉しかありません。


「死なないでほしい」




▶︎ 専門家も後悔する


悩めるクライエントの多くは、「自分なんて…」と自身を過小評価していて、その道の専門であるカウンセラー、医師、看護師たちは気にも止めていないと思っていますが、それは全くの間違いです!


前述の通り、私は臨床に勤めていた時に亡くなった患者さんたちのことをよく覚えています。それは自死(自殺)に限らず、老衰であってもです。


自分の知り合いが亡くなって悲しまない人はいません。


特に身近に寄り添う看護師は、時として友人であり、時として家族のような存在であり、関わりを業として行います。


自分の友人同然である患者が自殺した場合、「あのときどうしていたら、自殺を防げただろうか」、「最後に話したとき、見落としていたサインがあったんだろうか」、「なぜ気づいてあげれなかったんだろうか」、「自殺したのは自分の責任ではないか…」と考えをめぐらせます。(グルグル思考です)


考えても、考えても、答えを教えてくれる当人は、生き返ってくれません。


また、自殺であっても警察による身辺調査が行われ、あたかも私たちが追い詰めたかのように尋問されます。(全てのケースではないかもしれませんが、本当にツラいです…)


▶︎ Mental Office ココカラの願い


私は、1つの病院の中の1つの病棟に限られた空間で、限られた出会いのなかで、どれだけ社会の役に立てているのかと自分を振り返り、もっと広く、もっと多くの方に「話せてよかった」と思っていただきたいからこそ、起業しました。


自分と知り合えた人、ひとりひとりを大切に、自殺志願者を一人でもこの日本から救うこと。


今まで、滅茶苦茶な人生だったとしても、

人間はいつでも、どこからでも、再起できる。


今は、目の前に見えているものが、世界の全てのような気がしていても実際に広がる「世界」は、想像を超えるほどに広がっています。


ひとつの小さな世界観にこだわり続けずとも、あなたがあなたらしく、特別になれる世界がきっとあります。


生まれた時から、みんな「特別」なのだから。


頼ってください・・・。

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