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  • 執筆者の写真Miki

こころのディスタンス

COVID-19(新型コロナ)の流行で、働き方や生活そのものが変わってしまった。

そういう方もいらっしゃるかもしれません。


私たち、心理支援者も対面からオンラインやSNSなどを使った遠隔支援へと移行していくものと思われます。


さて、このコロナ感染を防ぐために、手洗いうがいの励行や3密を避けること、マスクの着用などが定番になって久しい今日この頃です。


TV番組などでもアクリル板越しに演者がトークしている姿をよく見かけるようになりました。


同時に、「ソーシャルディスタンス」という言葉も浸透してきたかと思います。

今年の流行語にノミネートされるんでしょうか…


ソーシャルディスタンスとは日本語では社会的距離を意味します。


新型コロナウイルスは、症状が出ていなくてもウイルスを保有しているいわゆる無症候の方もいます。


無症候の場合、自分がコロナウイルスに感染していると考えずに人に接触をしてしまうということもあり、気が付いたら自分自身がクラスターとなってしまう可能性があるため、くしゃみや咳によるしぶきが到達する距離(飛沫距離)を加味して厚生労働省では、保つべき距離として相手との距離を2m程(最低でも1m)取ることを推奨しているものです。


TVで見るバラエティ番組なども、3m間隔で食事しているシーンを見かけますが…正直、臨場感が乏しく、笑いが薄くなっていますw


そうです。


実は、対人関係における2〜3m間隔というのは、心理的距離としては遠すぎるんです。


どういうことかというと、この2〜3mという距離は「人見知り」な距離感なのです。

相手の身体に触れるのが難しい距離だけれども相手とのコミュニケーションはとれる距離で、会社で上司などと改まった話をするときなどの距離感です。


親密になればなるほど、この距離感は縮まっていき家族や恋人など特定のごく親しい人だけが許されている距離は0~45cmになると言われます。


女性などに多く見られますが、近い距離で友人とおしゃべりするのが好きだった人にとっては、現在のソーシャルディスタンスは遠すぎるかもしれませんね。


ここまでは、ソーシャルディスタンスによる不利益な面を紹介しましたが、今日は視点を変えてメリットとして活かす考え方、捉え方で皆さんに元気になってもらいたいと思います!



▶︎ メンタルディスタンスを活用する


ストレスの感染源


幼い頃から人目を気にしてきた人は、人の言動にかなり敏感なところがあります。


多くの場合、人にふりまわされ、傷ついてきた体験があるからです。


そんなあなたは、自分の周囲に自らの不安を言葉や態度で強く表現している人が

視界に入ったとき、自分も同様の感情を経験する可能性が高く、それによって脳のパフォーマンスが悪影響を受けてしまうことがあります。


まるでストレスを感染させて回っているような…アイツ。

イヤなアイツに感染させられないためには、人と距離を置いてしまいましょう。



弱くてもいい。

ダメでもいい。

逃げたっていい。


焦らなくてもいい。

あなたは、あなたなんだから。


対処するのは、「今」じゃなくていい。

あとあとに、自分のペースでぼちぼち生きましょう。



▶︎ リモートで発揮する


もともと集団性や競合などが苦手な人もいます。


きっちり準備から間違いのないようこだわって、一歩一歩確実に進みたいタイプ。


今までは、同僚や上司などから「そんなのこだわってないでチャチャっとやって、修正点をやり直せばいいだろ!」と、急かされるのがストレスになったことありませんか?


他人の価値観を押し付けられ、自身のやり方アイディアを無視するアイツ。


しかし、リモートワークなら確実に自分のやり方でアイディアをふりしぼって、やり遂げることが可能です。


困ったときには、相談すればいいんですから。


余計なストレスを抱えず、マイペースでやりたかったことを遂行できる。


そんな充実した「仕事」を実現させてくれる可能性が「リモートワーク」には秘められているかもしれません。


アフター・コロナで仕事のあり方が、大きく変化してきている現代。

私たちの弱みを「強み」に変えて、生き方そのものの「見方」を変えられる日も訪れるかもしれませんね。


ただ心配しているより、むしろワクワクできる。


そんな考え方って、ステキじゃない?(笑

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