Miki
ほっこり心理学②
物事をポジティブに捉えられる。
そこを目標に「読むだけでほっこりできる」ブログの第二弾です。
豪雨被害が未だ収まらず、先日は関東域でも洪水などのニュースが広がっています。
天災に加え新型コロナの第二波など脅威が迫っているなか、今日は2011年におきた東日本大震災をニュースなどで知った熊本県内の女の子(当時、中学生)が、その翌年に投稿した手記を紹介したいと思います。

一人じゃない、支えられている
10代(中学生)女性
昨年、東日本大震災という日本が忘れることのできない悪夢が起きた。
テレビに映った津波の映像に声を無くし、「これは夢か?幻か?」と思った。
最近、こんな話を聞いた。
震災で母親を亡くした幼い子どもが、父親に「どの星がママなの」と聞いた
父親は夜空を指さし「あの一番きれいな星がママだよ」と言った。
あの震災はとてつもなく大きなものを奪っていったのだと思った。
この子はいったいどのような気持ちなのだろう。
まだ死というものを理解できない年ごろで、母親に甘えたいだろうに
震災では、両親とも亡くしてしまった人もいると聞いている。
私には父親がいない。
だから父親や母親がいないさみしさは、よくわかる。
しかし、私には、母や、まわりの親切な人や、かけがえのない友人がいる。
だから、私は夢を持てて、生きていけると思う。
私たちは一人じゃない。
困難にぶつかっても、まわりに支えられて生きていることを忘れないでいよう。
震災にあった子供たちにも、そう思ってほしいと願っている。
▶︎ 感想
東日本大震災から9年経ちます。その後に、熊本県も大地震を経験しました。また。ゲリラ豪雨雨による洪水も。それから、今年はコロナ自粛に現在の豪雨被害です。
いずれの被害でも、多くの方が亡くなりました。
家族、友人、仲間など大切なひとが・・
何かあるたびに活動してくれる消防団の方や警察官、被災されたみんなが傷つきます。
そんななかで自らも被災しながら医療機関で日々、様々な傷病と闘い、地域の平穏を回復・維持するために身を粉にして勤めてくれる従事者たちに感謝と敬意を払います。
また、遠方から支援に来てくれるボランティアの方など本当にすごいですよね!
今もなお、家を洪水によって流され途方に暮れている方々が多いと思いますが
「私たちは一人じゃない」
困っているとか、どうしたらいい?とか、まず話してみましょう!
こんな時に、上手に話す必要はありません。
ありのままに、感じるがままに、話すことで支援が広がっていきます!
今、本当に傷つき落ち込んでいる方、これからのことを考えると恐怖や不安に押しつぶされそうな強い感情の波に飲まれそうになったりすると思います。
本当にツラくて、孤立無縁な「気がします」。
でもそれは、感情が引き起こしている錯覚です。
こんなにもたくさんの方々が、救いの手を差し伸べようとしています!
これまで被災経験のない方でも、このブログを見て自分の人生を真剣に取り組み、家族や友人、仲間を大切にしたいと思ってくだされば幸いです。
