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  • 執筆者の写真Miki

ソーシャルゲームの中毒性

こんにちは、熊本のカウンセリング「Mental Office ココカラ」のMikiです。

あなたは、空いた時間には何をしてますか?


お昼ごはんのあとなど、携帯さわっていませんか?


最近、巷ではネット中毒というよりもソシャゲ中毒という言葉の方が浸透している…かな?


スマホなどを使って、「暇つぶし」に遊んでいるゲームアプリたち。


家庭で遊ぶようなハードタイプのものと比べ

無料で取り入れることができて、「課金」という形で任意で入金するタイプが多いですよね。


大抵、キャラクターものかアイテム的なガチャを回すものが多いような・・・。


コアなファンになれば、よりレアなカードやアイテム欲しさに

数万円課金して、ゲーム内における「神」を目指していることでしょう。


以前、中国では国際的に見ても、いち早く「ネット依存」に陥った青少年たちの更生施設が設置され、強制収容され軍隊のような規律の厳しい生活を送るといったドキュメントが放送されていました。


自分では、「楽しんでいるだけ」のつもりが、自身の生活そのものよりもゲームなどが優先されるようになり、課金もやめたいのにやめられない…といった不思議な現象に悩まされる人々は、社会人にもたくさんいるんじゃないかな・・・。


こういったゲームは、制作者サイドが実に巧妙にプレイヤーたちの心理を操ってますよね!


実際に製作者たちは、「クリエイターの仕事は、いかにプレイヤーに進めたくても進められない、そういうストレスと苦痛を与えるかだと思うんです」と公言しているだけあって、常にもどかしさを感じるように設定されているんですって。


どっぷりつかってしまって、自分の意思では止められないときは

中国のように薬物やアルコール依存と同じように、矯正・更生プログラムが必要になるかもしれません。こわっ…


私個人も以前は楽しんでいた側ですw

しかし、あのゲーム性に疲れました。


そもそも心の健康に繋がらないゲームが良いゲームであるわけがなく、むしろ中毒性の高いゲームの方が良いゲームだと感じます(笑)

(良い思い出もありますし、楽しかった、やって良かったと思っている複雑な自分がいるのも事実です)


本当に良いゲームって、どんなに悔しくても、どんなに上手くいかなくても、

どこか爽やかな風が吹いているんですよねw


また、見ず知らずのプレイヤーたちと仲間になって協働で目的(クリア)を達成するまでのやりとりが快感だという人もいるでしょう。


実際には、課金しなくても楽しめるゲームもたくさんありますしね。広告がうざいですが。


前述のように、ネット上で仲間を作り目的達成することに快感を覚えるのなら、課金制を重視していないソシャゲを探せば見つかるでしょう・・・。


一期一会の仲間がいて、助け合うか自分勝手に進むかでクリアできるかどうかが決まる。

そういう爽やかで、楽しくて止められないゲームが良いゲーム。

そういうゲームを探しましょう。


キャラものあるあるですが、育成要素やコレクション要素が豊富なゲームは課金率が高くなりますので、注意が必要です。


毎月、健全な課金上限額をあらかじめ設定して、楽しみましょう。




▶︎ 中毒性=依存性


「これは楽しくて止められないんじゃない、ギャンブル的に止めることができなくて止められない状態だな。」そう悟って止めることができる人は、早めに気づくべきでしょう。


「私は大丈夫」とよく言われますが、根拠がないまま毎月数万円課金している人もいます。

ガチャの乱数を極めるほど課金して…。もちろん、誰も困ってなければいいんですよ!


課金してはならないわけでもないし、ゲームを楽しむのは良いですが、

“依存”の領域に達しているかいないかは、自信では判断できないことが大半です。


周囲のお友達などにソシャゲに対する課金の仕方やゲーム時間などを伝えて

第三者から見て「やりこみすぎ」と言われない程度に留めることも重要かと思います。


気付いたら更生施設にいた。・・・なんてことにならないようにご注意くださいw



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