Miki
人生の「壁」
こんにちは、熊本のカウンセリングルーム「Mental Office ココカラ」です✨
人間、生きていると何かしらの「壁」を感じることがあります。
時には他人に打ちのめされたり、傷つき倒れ込んでしまうこともあるでしょう。
自分一人の努力だけでは、乗り越えられない大きな壁の前に挫折する経験もあるでしょう。
受験や就職、仕事や私生活、様々なところで
思いもしない「壁」に出会ってしまうことがたくさんあります。
誰もが自分が主役の人生を歩んでいるはずなのに思い通りにいかないからといって、衝動的あるいは短絡的に結論を出そうとしていませんか。

▶︎ 苦手を得意に変える
「得意なこと」と「やりたいこと」は一致しない。
だから、まずは「得意なこと」を見つけなさい。
それが成功すれば「やりたいこと」はできるようになってくるから。
なぜ「やりたいこと」よりも、「得意なこと」を見つけるべきなのでしょうか。
その背景には、誰でも「やりたいこと」ができない状況に身をおいていた経験があります。
仕事や勉強。何事でも最初は「不得意」さを感じやすいものです。
それでも経験を積み、腕に磨きをかけるうちに、苦手なことが少しずつできるようになっていき、その中から「得意」が生まれ、運が上がっていくという考えです。
大切な教訓は「嫌なことや苦手なことをやっていないと人は進歩しない」ということ。
この哲学には、「人生というのは自分が何になりたいかじゃない。誰に必要とされているかなんだ」というものがあります。
これも、やりたいことと得意なことの違いを知るために役立ちます。
もしも今、あなたが「やりたいことができない。嫌なことしかやらせてもらえていない」と考えたり、それをコンプレックスに感じているのであれば、「苦手を克服する」、「苦手を得意に変える」、「得意なことを見つける」ことで、人生が切り開けるのかもしれません。
長所を伸ばすことが大事という考えもありますが、苦手に向き合う姿勢も、時に非常に大切で、あなたの人生を変える力があるのだと考えます。
今ここで、その苦痛から抜け出そうとしても、次も同じ「壁」にぶつかってしまうかもしれません。
毎回「逃げる」だけの“生きテク”では、人生の主人公としてやはり物足りないかも。
その壁も一見大きく見えますが、実は簡単な攻略方法が存在していて、“生きテク”が不足しているあなたが、見落としているだけのことだったりします。
「苦手」だと思っていたのは、「回避」することばかりで「克服」することを何かと言い訳をつけて面倒がっていただけです。
クリアすべき課題、つまり「壁」はひとつひとつ見ていくと、小さなものの集まりに過ぎません。
あなたが「引き」の画面でその壁を眺めていたから「大きな壁」として捉えてしまっただけなのかもしれません。
私たちは、生まれ持ってみんな「特別」です。
あなただけが周囲に比べて劣っているなどと、盲信するのは過ちです。
「Yesマン」が出世するのは、できるできないを考えずに身を委ねるからかもしれませんw
壁の大きさや難しさを考える前に、ひとつひとつの課題をこなしていく。
自然と「腕に磨き」がかかっていき、「運を上昇」させるのかもしれませんね♫

▶︎ お前が考える七割で良しとして、ほめてやれ
時に人は、リーダーの立場に置かれると、どうしても許せないことや譲れないことが出てきます。
それはすべて責任を負い、スタッフを守らなければいけないリーダーだからこそ、厳しくなり、貫くべきこともでてくるため、当然のことかもしれません。
しかし、そんな姿勢や考えに基づく言動や態度が、部下を育てることや、チームのモチベーションに支障をきたすこともあります。
そこで役立つ言葉が、「お前が考える七割で良しとして、ほめてやれ」です。
昔ながらの運動部を例にすれば、監督が部員たちに厳しく叱ります。厳しくすればするほどチーム内の雰囲気が悪くなり、チームが弱っていく現実がありました。
そんな運動部のコーチングも今では手法が変わって、ただ叱るのではなく、どんな小さなことであっても、良いところを見つけてほめることが尊重されるようになってきています。
独自のブランディングにプライドを持つリーダーほど、部下やスタッフに厳しすぎてしまうものです。
部下が言うことを聞いてくれない、なかなか育ってくれない、チームの雰囲気が悪いなど、そのような悩みをお持ちでしたら、「お前が考える七割で良しとして、ほめてやれ」があなたの人生を変える言葉になるかもしれません。

まとめ
良きリーダーと個々の努力が重なれば、会社の勢いは増すものです。
リーダーとしての立ち振る舞いや企業の一員としての努力は、運営になくてはならない重要な要素となっています。
多くの中小企業において、こういったトラブルが散見され、人事の入れ替わりが激しい企業も実在します。
せっかくお金と時間をかけて育てた人材を失わずに済むには、些細なアドバイスがあれば意外と実行できるものが多かったりします。
そういった意味でも、EAPなどの社外相談窓口は経営に多くの利点をもたらす存在となるでしょう。
ご相談は、Mental Office ココカラに決まりですね✨