Miki
何ごともうまくいかなくても、あきらめない
あなたはうまくいかない時にすぐに諦めたりしていませんか?
あるときには、何をやってもうまくいかないことがあります。
どれほど努力しても、もがいても、足もとが崩れ、
すべって転んでしまうような気がするときです。
そんなときに、すべてを諦めてしまわないことです。
「自分は何をやってもだめなんだ」と言いたくなりますが、代わりに
「悪いことが重なるときもあるし、いいことが重なることもあるんだ」と、
自分に言いきかせましょう。 ひと息入れて休憩するのもいいでしょう。
同じことを無理に押し続けないで、身を引いてみましょう。
自分の心と体の世話、いつくしみや癒しを与える何かをしてみましょう。
新鮮な気持ちであらためてものごとに取り組むと、今までうまくいかなかったことが動き始めるかもしれません。 大切なのは、その場で全部捨ててしまわないことです。

▶︎ 諦めるのは、いつでもできる!
努力を続けることは、とても辛くしんどいですよね。
一方、諦めるとか終わらせる…というのは、実は簡単だったりします。
そして、「諦める」という選択肢はいつでもできるものです。
以前、クライアントに「生きる理由がない」と告白されたことがありました。
その方は、生まれてこのかた「生きる理由」がわからないまま過ごしてきました。
誰からも必要とされず、就労もできず、年齢だけ重ねてきた。と、言います。
その方とは長い期間セッションを続け、時には陰性感情で非難されたこともありました。
その方は、生きる理由や目的を自分以外のもの…例えるなら、生き物や自然、あるいは家族のためなど。
今までと異なり、自分以外のために生きるということは、周囲から何かしら感謝され、ひいては必要とされる存在へと少しずつですが、生まれ変わって行くことができました。
これまで施設や病院などで人生の大半を過ごし、自傷他害も含め、散々トラブルも起こしてきたそうですが、諦めずに小さな夢や希望を持てたことで、今では就労し、自立した生活が送れているそうです。
おそらく、独りでは見出せなかった「夢」だったと思います。
しかし、生きてくれたから、希望を見出せました。

▶︎ カウンセリングは役に立たない?
カウンセリングなんて時間とお金の無駄だと、批判する人もいますが
人それぞれで、ピンからキリまであります。
それは医療だって同じです。
予約しても何時間も待たせられ、何で時間を押しているのか理由も聞かされず、診察は3分とかからない。
説明のないまま薬ばかり処方されて「はい、どうぞ」という医師もごまんといるでしょう。
少なくとも、私たちカウンセラーは小さな話でもしっかりと聞き入れ、感情や心情の動きを密に観察しています。
3分で終わるような診察よりも、よっぽど情報が豊富ですし、言いたい事も最後まで話せると思います。
今、精神科医療の大半はお薬の時代です。
こんな時代に患者の話を聞いて、分析し、行動変容を起こさせてくれるような医師は…化石のような存在です。
入院しても診察はほとんどなく、「入院」という理由づけで会社や家庭の仕事から隔離されて長い休息が与えられるだけなのです。
精神療法として30分以上話している医師は「いない」と言っても過言ではないでしょう。
本当に専門的に実践されているごく限られた医師が行なっているかもしれませんが、通常は利益を上げ、診察件数を増やすため挨拶程度の会話しかなされません。
ひどい時には「ホールを歩いている。」という記録で“精神療法”が請求されているなど、対話もない違法請求が横行しています。
患者さんの多くは、「なんのために入院しているのか」と疑問を持ちますが、入院と決めたのは医師なので看護師たちには説明ができず、うまくごまかす返答しか返ってきません。
・・・それが3ヶ月〜1年続きます。
薬があなたの悩みを解決してくれるわけではないし、借金を返済してくれるわけではありません。経済的には、入院することでさらに逼迫されることにもなるでしょう。
そこで、私たち看護師が最も身近な医療支援者として相談に乗り、解決策を外部機関や家族、地域の方々と相談の機会を設定して問題解決へ模索していくのが通常です。
※ 看護師にも個人差があり、積極介入する人もいれば消極的な人もいます。
結局、人対人の対話が解決の糸口を紡ぎ出し、人とのつながりで助けられ、
再び、社会の中へと復帰していくことができるようになるのだと考えます。
カウンセリングにもいろいろありますが、Mental Office ココカラでは
悩める方の「生きたい」や「克服したい」に力添えできる支援に力を注いでいます。
あなたの希望をこころから応援したい。
これこそ、私が起業した最大の理由です。
