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  • 執筆者の写真Miki

小さな傷が大きな傷に・・・

小さな傷でも、それが繰り返されれば

大きな傷となります。 「まあ、ほんのちょっとのことだから」と放っておくと

いずれはぽっかりと大きな傷口があいて、治すのに時間がかかります。

心の傷も同じです。


みなさん、心の傷口はどうですか?

小さな傷が大きくならないうちに、きちんと治療をしましょう。


自分で解決できない時は、信頼できる人に相談しましょう。

▶︎こころの絆創膏


個人的にお笑いが大好きなんですが、「お笑い怪獣」こと、さんまさんが昔言ってました。


TVの「さんまのまんま」だったと思いますが、ゲストさんとのトーク内で

こころの傷がすぐに癒えるようなものが欲しい…みたいな流れから


さんまさんが、「こころの絆創膏…あるで❤️」と。


面白いだけでなく、深みのある言葉だな〜と感心したのを覚えています。


転んでケガしたとき、傷口から血が滲み出ているのをみると

子どもたちは泣き出しますよね。


見た目から「悲壮感」を感じますもんね。


そんな時にすぐに止血できる「絆創膏」があったら素敵ですよね。


それから、「笑い療法士」というちょっと変わったものを目指して

笑えない環境(長期入院患者やうつ病患者など)にある患者さんたちの

自然な「笑い」を引き出す…という研究も長年やってきました。


「笑う」という感情は、とても大切なものです。


映画「となりのトトロ」では、引越し日の入浴時に「まっくろくろすけ」の気配で子どもたちが、少し緊張する場面があるんですが、その時にお父さんが突然、大声で笑いだすんです。

お父さん曰く「こうすれば怖くなくなるぞ」って。


そう、作り笑いでも緊張をほぐす作用が「笑い」にはあります。


楽しいから笑う…ではなく、笑うことで楽しくする作用です。


他にも笑うことで体の中のNK細胞(ナチュラルキラー細胞)が活性化されます。

NK細胞は、抗癌作用も含め高い免疫効果を持っており、多くの研究で証明されています。



▶︎ 笑うために話す


このブログでは何度も紹介していますが、こころの天敵は「孤独と不安」です。


実は「不安」とは、生きている限りいくらでもついてきます。

それは自己防衛として必須な能力であり、人間にだけ許された能力なのです。


一方、「孤独」は防げる方法がいくらでもあります。

人間は群をなす集団的な生き物なので、「孤独」を回避する術がたくさんあります。


ただ、これらの機能が強く偏ると…

「自分みたいなのが話しかけると嫌がられちゃうんだろうな…」という予期不安から

「これ以上嫌われないように、独りで過ごそう…」という誤った判断へつながる場合があります。


ヒトに嫌われるのがイヤなあなた!

お金を出してでも、専門家と話した方がいい!


「孤独」という選択肢を選んでしまった故に、引き返せない闇に飲まれてしまいます。


不安と孤独感は、次に不眠状態を招き、疲弊感を増強させます。

不安・孤独・不眠・疲弊、これら4つの症状が当てはまる方は、

すぐに医療機関や専門家に相談しましょう。


人は人と話し、感情を共有することで喜びを得て幸福感が芽生えます。


一人の方がいいと思っている人も、他人といるときの方が笑っていませんか。


愛想笑いさえ失ったとき、感情の平板化と呼ばれる深刻な問題が迫ってきます。


必ず、話せる友人を持ちましょう。

チャットやメール、ゲーム内でもいいんです。


誰かと触れ合い、笑いという「こころの絆創膏」をいただきましょう。


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