Miki
嵐の中一人で闘うのはやめよう
傷ついたこころが回復改善する過程で、大きな嵐に合ってしまう事があります。
自分が変わりはじめると、周りの人から元の自分に戻るように
暗黙のプレッシャーがかかるかもしれません。
家族や親せきの人から怒鳴られたり、
罪の意識をうえつける様なことを言われたり、
嫌味を言われたり、仲間はずれにされたりと「嵐」はいろんな形でやってきます。

あるいは回復の途中に今までたまっていた
言いたいことが出てきてしまって、言いすぎてしまう事があります。
こんな時も嵐を呼びます。
大きな嵐にあったら、船着き場に避難しましょう。
岩陰に身をひそめて休みましょう。
嵐の最中に一人で闘うのはやめましょう。

▶︎ あなたは「船着場」を持っているか
嵐は向こうからやってくる事もあれば、自分で招いてしまう事もあります。
いざ!という時に避難できる場所を見つけましょう。
冷静に落ち着くことができれば、自然と対処もできるようになります。
味方を見つける事もできるでしょうし、何よりも素直になれます。
一時避難する事で、衝動的に闘わずに済むことが増えるでしょう。
避難できる場所が見つかったら、「ごめんなさい」が言える練習もしましょう。
相手に非があっても譲歩してあげる事で、人として大きな成長になります。
自分に非があれば、素直に謝罪することも大切です。
「ごめんなさい」や「ありがとう」は、人との結びつきを修正し、強化してくれる魔法の言葉だと言われます。
自分が批判されているのではなく、ほんの一部の小さなことに限定していると思えば
謝罪の言葉も出やすいはずです。
競わず、共に生きるためには、冷静になりましょう。
感謝の意を伝えれば、丸く収まります。
