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  • 執筆者の写真Miki

心の扉を閉めるとき

こんにちは、熊本のカウンセリングルーム「Mental Office ココカラ」です✨


今日は、「心の扉を閉じること」について考えてみましょう。


悲しいことがあったり、人との葛藤があったり、

人から非難されたりすると、感情や思考の機能が止まってしまうことがあります。



人があまりにもひどい目にあったときに心の扉を閉じるのは

自分を保護するための自然な反応と言えます。


これが習慣になってしまい、何か少しでも葛藤が起こると、すぐに自分の殻の中に閉じこもってしまう。

・・・そんな体験を繰り返してしまっているような場合は、もう一度自分の行動を見直してみましょう。



一定の人間関係で、一方が殻の中に引っ込むと、他方がそれを引っ張り出そうとして

ヒステリックになり、結局不満足な結果に終わるといったことを繰り返す場合があります。



本当に心を閉じなければならないような危険な状態だったのか、それとも習慣になってしまっているのか、よく見てみましょう。


ある程度時間がたって、安全だとわかったときは、心の扉をそっと開けてみましょう。



安全だとわかった相手に、どうして心をシャットダウンしなければならなかったかを、話してみるのもいいことです。



そして、心の扉を閉じることによって、相手をコントロールするのはやめましょう。



▶︎ 癒えない傷は無い


足や手に怪我をした体験は誰にでもあります。


その傷が痛むときや生々しく見て取れるときは、大丈夫だろうかと不安にもなりますが、いずれ治癒していき、そんな怪我をしたこと自体忘れてしまうこともよくありますよね。


実は引きこもりの方など、こころに何らかの傷を負ってしまった経験がきっかけになっている人も少なくありません。


大抵、人は何らかのトラウマを持っていますし、不安定で、弱々しいところがあるものです。


たまに、こころの傷がパックリと開いて、とても怖くなることもあるでしょう。


そんな弱い自分を理解してくれる人の存在も大切です。


病気になる前の自分にもどって欲しいと言われるほど、

今の自分が受け入れてもらえていない現実と向き合っているのでしょう。


でも、大丈夫。


あなたは、こころの専門家とゆっくり話し合っていくうちに

こころの傷も癒えていき、「今の自分」に周りも理解を示してくれるようになります。


周囲との対立を避けるため、自分を犠牲にし続けなくてもいいんですよ。


私たちと一緒に、こころの傷を癒していく方法を一緒に考え、取り組みませんか。



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