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  • 執筆者の写真Miki

“怒り”について

今日は、“怒り”について少し考えてみましょう。 “怒り”は、とても複雑な感情です。

悲しさ、苦しさ、楽しさ、寂しさなどはシンプルな感情で、それを持っている人だけに属します。


怒りは、その人の感清であるだけでなく、

その表現は防御であると同時に攻撃ともなります。 多くの場合怒りの爆発は、相手への攻撃、虐待となります。

すると相手は傷つき、防御的になったり、怒りで反撃したりします。


そこでは健全なコミュニケーションはストップしてしまいます。 たいていの場合、怒りの下には、ほかの感情があります。


たとえば、傷ついた感じ、裏切られた感じ、自分がわかってもらえなかった感じ、認め受け入れてもらえなかった感じなどです。 激しい怒りを感じたら、その場で爆発させないで時間をおきましょう。


「いまは気が動転しているから、少し気を体ませてからお話します」と言って、深呼吸をしましょう。


そしてこの怒りの下にある感情は何なのかを考えてみましょう。


相手とコミュニケーションができるくらいに落ちついていたら、この怒りの下にある感情について話しましょう。 怒りが大きすぎたら、無理に話を続けようとせず、次の機会にしましょう。


強い感情は、寄せては去っていく波のようなもの。


今すぐ対処しないほうが、かえってうまく処理できることが多いでしょう。





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