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  • 執筆者の写真Miki

恥の意識を捨てる

日本は古来より「恥」の文化があると言われます。


特に人前で何かを話す、発表するときほど、「恥ずかしい」と思う気持ちが強くなりますよね。


実はこの「恥」への意識が強すぎると、私たちの行動はがんじがらめにされてしまうことがあります。


ある程度の恥の意識を持つことは人間として必要です。

人間の行動は何か歯止めとなるものがないと、時としてとりとめもないものとなり、まわりの人を侵害したり、混乱を起こすからです。


他の人の人権をおかしたとき、物を盗んだとき、人を害したときなど、

恥の感覚が行動を制御する枠となり、過ちを繰り返さないための忠告となるのです。


しかし、小さいときから

「これをすると皆に笑われますよ、恥ずかしいからやめなさい」というふうに、

些細なことでも周囲の人の目を気にするような恥の意識を植えつけられて育つと、それにがんじがらめにされ主体的な行動をとれなくなってしまうこともあるようです。


例えば、家の中に深刻な問題が起きていても、「恥ずかしいから外には出すな」と、

言われて育つと、どんなに自分が苦しくても、自分を抑圧して生きるようになってしまいます。


自分を責めて、自分がまったくだめだと思い込み、絶望的になって生きるようになってしまうのです。


…もう、そんな恥の意識はいりません。


いらない過剰な恥の意識を捨てませんか。





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