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  • 執筆者の写真Miki

疲れたときの短い昼寝

梅雨で、気持ちがイライラしていませんか。 毎日、むし暑い日が続くと不快指数が上がって、生理的に体と頭、感情が疲れやすく、うまく機能しません。


こんなときこそ、頭と体を休めたり、自分の世話をすることが必要です。

昼寝はいかがですか。


自己催眠を使って、すっと眠りにつく練習をしてみましょう。

特に昼食後は、効果的です。 目をつぷって瞳を上の方にもっていくと、雲か霧が目をおおうような、もやもやとした感じがします。


ゆっくり、深く呼吸してください。


その雲か霧が、だんだん体全体をおおっていきます。


そして体がリラックスし、眠たくなってきます。 はじめのうちは、目覚まし時計が必要かもしれませんが

だんだん慣れてきて十~十五分くらいすると、自然に目が覚めるようになります。 目が覚めると、頭がスッキリしているのに気がつくでしょう。


▶︎ 昼寝をヨーロッパではシエスタと呼ぶ


午後からの会議や授業・研修などは、特に眠くなりやすいですよね。

実は午後に眠くなってしまうのは自然なことで、睡眠不足かどうかは関係ありません。


自然の欲求に従って昼寝することにより、さまざまな効用が認められます。


▶︎ ストレス解消・リフレッシュ

何かに集中している時、一部の脳細胞が猛烈に活動している状態なのです。

しかし、ずっと働き続けるとオーバーヒートしてしまうので、自己防衛のために眠気信号を発信します。


運転中などにちょっと体を動かす程度で眠気が飛ぶのは、脳の休憩ができた証拠でしょう。


また、仕事中は誰しも様々なストレスにさらされています。


「眠り」は、ストレス源を一時的にシャットアウトするため、短時間でも眠るとリフレッシュできる効果を持っています。


▶︎ 事故を防止

眠い時間帯は、仕事のミスが増えやすい時間帯です。


パソコンなどの機器操作のミスは、夜中の次に午後2~4時の間に多発するという報告もあります。同じく、交通事故も夜中の次に午後の時間帯が多いそうです。


少し眠れば頭がスッキリして、事故を防ぐだけでなく、仕事の能率も上がります。


▶︎ 自己評価が上がる

昼寝の有無で、自己評価のレベルもかなり変わると言われています。


ある実験によると、眠気が強い中で仕事をした人は、昼寝をした人に比べて自己評価が低いという結果が出たそうです。


作業成績そのものは昼寝をしてもそれほど向上しませんが、眠気が強まると達成感が脅かされるなど心理的負担が大きいことが実証されました。


▶︎ 昼寝の時間

目安としては正午~午後3時頃が望ましいとされています。

午後の早い時間帯の仮眠が効果的という研究結果も出ています。


軽い眠気を追い払う仮眠をとるなら、15~20分程度で十分です。


なぜかというと、中途半端に1時間位睡眠をとると、深い睡眠まで入ってしまい

深い睡眠の状態からいきなり目を覚まそうとすると、かえって頭がぼーっとしたり、不快になってしまうためです。


うっすら夢見心地で目を覚ますのが理想的なんだそうです。




最近では、日本でも昼寝をするための「昼寝サロン」ができたり、小学校などで昼食後15分間の仮眠を推奨し、午後の授業能率をアップさせようという取り組みがされています。


あなたの職場や学校などではいかがでしょうか?

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