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  • 執筆者の写真Miki

病院とクリニックとカウンセリング?

最近、調子が悪いけど病院へ行こうかな…

…て、近所には◯◯病院と、△△医院に⬜︎⬜︎クリニック…✖️✖️診療所?


いったいナニが違うのぉ?


はい…と、いうことで知っていそうで、意外と知らない「病院」の謎に迫ります。


▶︎ 医療機関の区別


医療機関は一般的に「病院」と「クリニック」(診療所、医院)の2つに分けられます。この2つの違いを知ることで、よりスムーズに適切な医療を受けられるようになります。


まず病院は、複数の診療科と20以上の病床(入院患者用のベッド)を持つ医療機関のことを指します。

さらに、先進的な医療に取り組む国立病院、大学病院、企業立病院といった大規模病院や、地域医療を支える中核病院、地域密着型病院などの種類に分けられます。


一方クリニックには、病床数が1~19の有床診療所と、病床を持たない無床診療所のほか、いわゆる「歯医者」の歯科診療所があります。



▶︎ 身近な疾患はクリニック、重症疾患は病院で


突如発症し短い経過で重症化する可能性がある急性期疾患の診療は、主に病院が行います。またMRIやCTなどを使った精密な検査も、病院の役割の一つです。


一方クリニックでは、軽い病気・けがや慢性期疾患の診療が中心。慢性期疾患とは、症状は落ち着いていても引き続き治療が必要な病気・けがのことです。


役割が分かれているのは、誰もが適切な機関で適切な治療を受けられるようにするため。


例えば、風邪などの一般疾患で多くの人が病院にかかると、命に関わるような急性期疾患の患者がすぐに治療を受けられません。


急性期疾患で病院にかかり治療を受けても、症状が落ち着いたらクリニックでの治療に移ります。こうすることによって、病院は新しい患者を受け入れられるようになります。



▶︎ 精神科、神経科、精神神経科、心療内科、神経内科?


いざ、自分が受診しようと考えた時に、医療機関の看板に書かれている診療科目名もいろいろなので、とても迷いやすいですよね。


紛らわしいので、直接、厚労省に聞いてみた!📞



▶︎ 精神科、神経科、精神神経科はナニが違うの?


  • 「精神科」、「神経科」、「精神神経科」は同じものです。

  • どれかが書いてある場合や、併記してある場合は、「うつ病」「統合失調症」「神経症性障害」などのこころの病気を診ている、精神科の医療機関と考えて間違いありません。


▶︎ 心療内科は?


  • 「心療内科」は心理的な要因で身体の症状(胃潰瘍、気管支ぜんそくなど)が現れる、いわゆる「心身症」を主な対象としています。

  • しかし、「心療内科」と看板に書いてあっても、実際にはこころの病気を診ている医療機関がたくさんあります。

  • ただし、こころの病気を全て診るわけではなく、軽い「うつ病」や「神経症性障害」など一部のこころの病気しか診ないところもあります。


▶︎ 神経内科は?


  • 「神経内科」は、パーキンソン病や脳梗塞、手足の麻痺や震えなど、脳や脊髄、神経、筋肉の病気を診る内科です。精神的な病気を主に診ているわけではありません

  • しかし「神経内科」と看板に書いてあっても、実際にはこころの病気を含めて診ているところがあります。

  • また、「認知症」や「てんかん」は、精神科でも神経内科でも診ています。


▶︎ 最後に自分ではわからない時は?


  • 看板に書かれている診療科目名がばらばらなのは、「精神科」と書かれていると受診するのに抵抗を感じる方が多いためです。

  • 最近は、上記以外にも「メンタルヘルス科」などが使われていることもあります。

  • 看板だけから判断しにくい場合は、直接医療機関に電話して、どんな病気を診ているのか確かめるか、インターネット等で予め調べることをお勧めします。

  • また、各地の精神科病院協会や精神神経科診療所協会のホームページに、協会に加入している医療機関リストが掲載されている場合があります。




▶︎ 医療機関とカウンセリングルームの違い



Mental Office ココカラのような「カウンセリングルーム」の類は、医療機関ではありません。そもそも【医師】ではありません。= 薬は処方できません。


医療機関とカウンセラーによる「こころの問題」への対処の違いについても書いておきましょう。・・・こういうこと書くと、結構ピリピリしますけど(笑


※ あくまで「多くの場合」であって、「全てがそうだ」という意味ではありません。



▶︎ 心療内科


日常のストレスや悩みごとのために体の調子が悪くなったり、もとからある病気が治りにくくなったりすることがあります。


軽い場合、首や肩のこり、めまい、頭痛、食欲不振、眠れない、などの体の不調が現れます。 ひどくなると、胃痛、吐き気、腹痛、便秘や下痢などの自律神経系の症状、あるいは、喘息や胃・十二指腸潰瘍、高血圧、糖尿病、高コレステロール血症、甲状腺機能低下症などの慢性疾患の経過に影響することがあります。


心療内科は、あくまでも内科として、ストレスによって発症したり、慢性化・難治化した内科的疾患に対しての治療をします。 そして、体の症状をコントロールするために、内科の専門的知識に、心身医学的・心理学的知識や技法を応用します。


基本的には内科医ですので、薬物療法が中心になります。




▶︎ 精神科・神経科


精神科は主に精神症状(うつ病や統合失調症など)に対処する診療科です。


基本的には薬物療法入院(リハビリ含む)が中心となります。


精神分析などを学んでいる先生もごく稀にいらっしゃいますが、精神科医=精神分析医ではありません。


通常は、精神科医 = 心の悩みを聞いてくれる先生 ・・・では、ありません。


精神科で “夫婦の問題の相談をしたら、「別れたら?」とアドバイスされた。”というような話をよく聞きます。それは目の前の患者さんの症状をとることを考えたら、それが一番手っ取り早いからです。




▶︎ カウンセラーの対処法


あなたのうつ病が、物事の捉え方や考え方に起因するうつ状態だとしたら、うつ状態を引き起こす「考え方の癖」を変えなければ、根本的な対処とはいえません。


食べ過ぎちゃいけない、働きすぎちゃいけない等、頭ではわかっているけどできない。自信が持てない。いつも同じパターンで失敗する・・・


こういった現象が起こるのは自分の心の中(無意識)で、何が起こっているのかわかっていない状態です。


無意識は自分では意識できない(認識できない)部分ですが、自分をもっとも強く動かす力を持っています。 この無意識を意識化したり調整する手伝いをするのがカウンセラーの仕事です。


カウンセラーはその人の心が無意識も含めてどのように機能しているかを分析し、より機能的な「こころの使い方」ができるように働きかける方法(心理療法)を駆使します。


「性格」と思われているものの多くは、無意識を含めたその人の心の機能の仕方の結果ですから、これも変えることができるのです。


さらに、人の悩みの多くは対人関係に起因します。 対人関係で問題を引き起こすコミュニケーションの癖や機能不全を扱うのもカウンセラーというわけです。


特に私(Miki)の場合、元が看護師ですから「対話」を重視したカウンセリングで、クライエントの「自分らしさ」を大切にしています。


私が何か指示をするのではなく、対話の中から「無意識」の部分を刺激してクライエント本人が何気なく気づき、生活に取り入れていけるような支援を遵守しています。


また、臨床心理士さんが行っているカウンセリングルームでは、多くの場合薬剤の知識に関連する臨床経験が乏しい、または臨床経験が全くないことも平然とあります。


心理学には強いが精神医学にはトンと弱く、特に薬剤に関しては無知であることも・・・。


医療機関の多くは、前述の通り薬物療法を主体に取り組むため、薬剤に関連した不調も増えます。


例えば不安という症状に対しては抗不安薬を、不眠症状には睡眠導入剤や抗不安薬など症状を緩和するための薬剤を処方するのが基本ですが、これらの薬剤によって依存を起こしたりせん妄などの副作用も出やすいわけです。


こういった日常生活面での不具合などについても、看護師だからこそ理解できて対処法もご提案できるメリットがココカラの強みになっています。


みんなが無事に、希望する場所へ帰れるよう、心を寄り添わせ、支援しています。

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