Miki
相手に無理にわかってもらおうとしない
こんにちは、熊本のカウンセリングルーム「Mental Office ココカラ」です✨
年の瀬になってきましたね。
今年もあと2週間です!!
いつもなら、街灯も色付きジングルベルの音が…なんでしょうけど、今年はどうかな?
外出していないので、分かりませんがきっとクリスマスカラーに染まっていることでしょう
さて、今日は「無理に相手にわかってもらおうとしない」というシンプルなテーマです。
最近、何かと相手にわかってもらおうと、躍起になっていませんか。
誰かと口論になったとき、どうしてそうなったかを振り返ってみると、
「自分の考えが相手にわかってもらえていない」、「自分が誤解されていると感じたこと」がきっかけになっていることって、ありますよね。
つまり、こういうふうに言えば相手は誤解しないだろう、自分の考えを受け入れてくれるだろうと、躍起になりがちなのです。
相手の考え方の問違いを指摘すれば、相手が「なるほど」とわかってくれるだろうと、それを言い続けます。
その結果は、相手を非難し責めることになり、相手にますますわかってもらえなくなるのもです。
相手がオープンな気持ちになって、あなたの話を受け入れようとしないかぎり、
あなたはエネルギーと努力のムダづかいをすることになります。
自分の言いたいことを、全力投球で、適切に、思いやり深く、相手を責めないで、はっきり伝えたら、そこであなたの任務は終わりです。
相手がどんな反応を示しても、
それはあなたの責任ではありません。
もし単なる誤解だったら、「私の言いたいことがハッキリしなかったようだから、もう一度始めから説明させてください。」と、もう一度相手にわかるように、やさしく繰り返すことによって解決することもあるでしょう。
もし解決しないのであれば、それは単なる誤解ではないので、
それ以上押し続けるのはやめましょう。
「何が何でも相手にわかってもらわねばならない」と、思うのはよしましょう。

▶︎ 価値観の相違
自分と違う考えや意見を持つ人を許せていますか。
自分の価値観や判断だけが正しく、もっともだと思い込んでいませんか。
自分が傷ついたとき、傷つけられたとき
他人に共感して欲しくて話したのに、分かってくれなかった人を
「最悪だ」とレッテル貼りしていませんか。
同じ景色や花を眺めても、その感動は千差万別であるように
同じ出来事でも、受け止め方は人それぞれだったりします。
それは、生きてきた環境や生育過程がそれぞれで異なるからです。
あたかも万人に共通するように、自分が傷ついたエピソードを披露されても
それは聞き手となる他人にとっては、日常茶飯事だったりするということです。
「分かってほしい」に、固執しすぎると
助言してくれる自分の味方を手放して、いつの間にか味方が誰もいなくなってしまいます。
ーー 誰も分かってくれない。
そう感じたら、まずは自分から協力者の言葉に耳を傾けてみましょう。
「分かろうとしていなかった」のは、自分自身かもしれません。
