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  • Miki

精神科への入院とそれを避けるために

ときどき、自分をしなびた草花のように弱々しく感じるときがあります。


誰も水をくれたり、まわりの雑草を抜いたり、肥料を与えたり、耕したりしてくれないのでヒョロヒョロとしています。


日もあまりあたらず、誰の目にもつきません。

ときには、踏みつけられたりして、傷ついている野花です。 とても生き抜くことができそうにない草花でも、少し心をこめて世話をしてやると、丈夫なピンピンした草花になり、きれいな花を咲かせます。


目をつぶって、自分が好みの草花であるというイメージを浮かべてください。


まわりの草取りをして、耕してやりましょう。堆肥を少しまき、水をやりましょう。日が当たるようにしてやりましょう。 この草花はどんどん伸び、強くなり、葉っぱが立派に広がり、見たこともないような、すばらしい花が咲きます。


空気を大きく吸って吐き、目を開けましょう。


▶︎ 頼れるもの


周りのひとや環境に期待し過ぎていませんか。


水やりに、追肥に、日の当たり方や、風通しまで・・・


それが悪いこととも言い切れませんが、心にゆとりがもてたら、少しずつ自分のお世話をしてあげましょう。


また、気がついたら家族や身近な人のお世話ばかりやっていて、自分のお世話が不十分になってしまう人もいます。


「自分がしっかりしないと…」と、焦りを感じた時は注意信号です。


疲弊して、草花の茎はヒョロヒョロとして、今にも自分が倒れそうなのに他人のお世話はできません。


人間は、「自分」の人生を歩んでいます。

頼りになるのは、自分の体であり、健康なこころを保持することです。


きつい時にはきついと感じ、休む時には休み、美味しいものは美味しいと、素直に実感できる。


そんな当たり前のことが、いつの間にかできなくなっていた…としたら、赤信号です。


休職してでも、責任を放棄することをお勧めします。


ここまでくると、もはや責任を全うすること自体が無謀といえます。

十分戦い続けた「体とこころ」を癒しましょう。


▶︎ 無理を続けた向こう側?


「まだ大丈夫!しっかりしなきゃ…」という無謀な考えで、ムリを続けたらどうなるかご存知でしょうか。


体はいうことを効かなくなり、動きません。動けなくなります。


考えは「やらなきゃいけない」使命感と「逃げたい」本心とで埋め尽くされ、滅裂になり延々と止められない地獄のような「グルグル思考」と、津波のように強烈な感情の波が何度も襲いかかってきます。その感情によって、全身が硬直したり心臓がバクバクと走り出す…


…気が狂う。そんな逃げられない恐怖だと思ってください。



日常生活が破綻したあなたは、やがて家族や友人、近所の人たちに強制的に精神科病院に連れてこられます。・・・必ずそうなります。行政の保健師や警察が対応することも。


診察時に「入院はしません!」…と、あなたが担当医へ言っても意味がありません。


すでにあなたは病的で判断力がないと告げられ、家族等の了承を経て強制入院(医療保護入院)となります。


外来などで入院告知がなされた時に暴れたり、逃走しようとすると、入院処遇がさらに厳しいものになって、その場で抑え込まれたり注射を射たれ意識ごと奪われることもあります。(全て医師の判断です)

せめて、入院が必要と告知された時には愕然としても「ハイ」と受け入れましょう。

医師もあなたの健康具合を診て判断しています。専門の医師を信用しましょう。


入院することでメリットもたくさんあります。あまり、対立しないようにしましょう。


▶︎ 精神科への入院


精神科への入院は以下の「入院形態」によって、その処遇が変わります。とても重要なことです。


▶︎ 任意入院

入院を必要とする精神病者で、入院について、本人の同意がある者。

つまり、医師に「入院しましょう」と言われた時に「分かりました」「入院します」と発言できた人のことです。

入院後も自身の意思が尊重されやすく、様々な制限が緩くなりやすいものです。


▶︎  医療保護入院

入院を必要とする精神病者で、自傷他害のおそれはないが、任意入院を行う状態にない者。

つまり、専門医に「入院しましょう」と言われた時に同意してくれない人です。

家族等の承諾で強制入院となりますので、退院も家族等の了承が必要で、自身の意思は尊重されにくくなります。物品等の貸し出しや院内での散歩なども制限され、不自由が多いです。


▶︎  措置入院

入院させなければ自傷他害のおそれのある精神病者。

「自傷他害」とは自分を傷つける行為や自殺の恐れがある、もしくは他人に危害を与えてしまう恐れがある人をいいます。

大半は社会の中で暴れたり、何らかの事件性を含んで、警察官に連れてこられるパターンがほとんどです。 県知事の命令による入院となりますので、こちらも自身の意思で退院することはできません。「自傷他害」の恐れがあるため、行動制限は最大で隔離室と呼ばれる一見牢屋のような部屋でドアに鍵をかけられ、隔離されるので室外にも出れません。物品の貸し出し等も期待できません。


※ これら以外の入院形態もありますが、常用外ですので省略します


▶︎ 入院期間


最近では、入院期間が短くなりました。・・・3日? ・・・5日?


左はWHOによる調査報告書です。

1年以下で退院できる可能性は35%です。

3人に1人です。残り2人は…(TT)


実際には3ヶ月で退院させたいと、病院も思っていますが極限まで頑張り続けた人は、重症化して、思考も破綻していると考えれば、早くて6ヶ月。標準1年以上・・・は、覚悟が必要です。


病院に5年入院!?と、よく驚かれますが精神科は元々、収容所として機能していましたので、20年、40年といった人生を病院で過ごしている方もたくさんいらっしゃいます。


もうそこは、通常の常識とは全く違う、見知らぬ世界です。


また、「任意」で入院した(入院に同意した)からといって、いつでも退院できるわけではありません。医師の診察を受け、医師が継続入院が必要と判断すれば医療保護に切り替えられることも多々あります。


「継続」といっても、これといった治療プログラムがあるわけでもなく、社会と分離され「休む」ことに慣れていく…そんな感じです。


強制的なのが怖いですが、「今」より楽になれるのは間違いないです。


▶︎ まとめ


なんだか怖いイメージを植えつけてしまったかもしれませんが、必要と判断された時に「拒否しない」でください。


あなたが治療に対して協力的であれば、強要されることも少なくなります。

前向きに「良くなりたい」という気持ちで対話に臨めば、すごく前向きな治療がなされて、入院期間も短縮できるでしょう。


こういったことをわからないまま、感情的に病院と対立してしまうと、かなり弱い立場になり、入院期間もその処遇も・・・


一番は、ここまでひどくなる前にきちんと対処できる環境を作っておくことです。


誰も分かってくれないことは、必ず専門家に相談してみましょう。


入院は悪いことじゃありません! 

入院後に、うまく過ごすためのコツを知りたい方はご連絡ください。





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