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  • 執筆者の写真Miki

自信を持ちたい!

こんにちは。Mental Office ココカラ カウンセラーのMiki です。


ココカラに寄せられる相談の内容で、ポピュラーなものに「自信が持てません」といった相談が多く見られます(泣)


そこで、今日は「自信を持ちたい」をテーマに、どうやったら自信が持てるのか

そもそも、自信ってどこからやってくるものなのか…などを考えていきたいと思います ‼︎


私たち日本人は、自尊心が低い傾向にあります。

内閣府が2018年、日本を含めた7カ国の13~29歳を対象に行なったインターネット調査によると、「自分自身に満足している」という項目への回答割合は以下のとおりでした。

日本以外の6カ国では、自分自身に満足している人が7割を超えているのに対し、日本では半分にも達していませんでした。


とある心理学者の研究(2018)によると、1980年代〜2017年まで、自尊心尺度を用いて測定された日本人の「自尊感情平均値」は下がり続けていたんだそうです。


…まぁ、完全に満足したら成長もそこで止まってしまうような気もしますが、それにしても自尊心が諸外国と比べ、低いという事実があるわけです。


 

みなさん、お気づきでしょうか?


「自信」の話をしているのに、前述したデータは「自尊心」に関するデータです。


巷でも似たような言葉で、自信自尊心、あるいは自己肯定感など、よく耳にするようになりました。


▶︎ 自信、自尊心、自己肯定感の違い

まずはこれらの違いを明確にしていきましょう。

なぜ、違いを知る必要があるのかと言うと、ただ「何となく」といった感覚的に扱うよりも定義をしっかり意識できているほうが。より明確に使い分けることができるからです。


最近では、ネット対戦もののゲームが流行っていますが、それを例えにすれば

それぞれのステージの特徴や行動の意味、装備する武器の特徴や扱い方を熟知しているプレイヤーたちが「猛者」と称されることに似ています。


言葉の意味や定義をしっかり知ることはメッチャ大切で、知ることで人生を攻略(?)できるようになれるかも知れません。まさに生きるための「智慧(ちえ)」の1つですね。


自尊心と自己肯定感

端的に言えば、自尊心の中には「自己肯定感」と「自己有用感」というのがあるんです。


自己肯定感は、自分から評価されることで自分が大事だなと感じること。

自己有用感は、他人から評価されることで自分が大事だなと感じること。


自己肯定感 + 自己有用感 = 自尊心  ・・・というイメージです。



▶︎ 自己肯定感とは?

自己肯定感とは、わかりやすく言えば「自分が大事だ」と思えることです。


自己肯定感には2つあります。

・何かあっても「自分は大丈夫」って思えること ・自分に「いいよ〜」って、許可を出せること


この2つです。この2つがあるからこそ

「ああ、自分って大事なんだな」と思えるんですね。


何かうまくいかないことがあっても、人にバカにされても、「自分てOKだもんね〜」って思える人は、自己肯定感が高くて周りから見れば自信があるように見えます。


大抵、根拠のない自信っていうのはこの自己肯定感の高さから来ていたりします。



▶︎ 自己肯定感を高めるためには

人生は何とかなる

人生はいろんなことがあるけど、何とかなるもんだって思えること。 これがあると無敵ですね。

人生いるだけでなんとかなっちゃうんですから。


自分への許可

そして、「自分は〇〇してもいいんだ」と許可できること。

うまくいくかどうかへの自信じゃなくて、そもそも「いいよ」って言えるかどうか。 いろんなことを制限してるのは他人が止めてるよりも、自分が止めてることの方が多かったりするんですよね。



見栄を張らないことが自己肯定感を高める?

自己肯定感が低い学生さんが、疎外感が強くて自分の居場所は「ここじゃない感」を持っているとします。


学生さんは、自分の居場所を作ろうと強がって、イケイケな学生でヒエラルキーの上にいるみたいないヤツらとつるんでみようとしますが、ボロが出てしまって「やっぱりここじゃない感」が出て来ます。


その結果、周りからは「アイツ、イタくね?」みたいな感じになっていきますよね?



そんな学生さんでも、「何かあっても自分は大丈夫」って思えるようになって、自分に許可を出せるようになると、周囲に見栄を張らなくなります。張る必要がなくなるんです。



「良き妻、良き母」を演じようとしている奥さんもいるけど、自分が失敗しても「大丈夫」って思えることや、自分がやりたいことに許可ができるようになれば、生きやすくなれる。



自分らしくいられるみたいな感じになります。


そして、そんな自分に合う人が集まるんですよねw


私自身も、イケイケな人は別に好きじゃなかったww

むしろ、変なヤツ、クセの強いヤツの方が今も好き 笑


何かあっても自分は大丈夫って思えるようになり、自分に許可を出せるようになるっていくと、どんどん生きるの楽になっていきますよ。



▶︎ 人の目が気になる人は自己肯定感が低い?

人の目が気になる人は、自己肯定感よりも自己有用感が低いことがあります。

自己有用感は、他人からの評価が重要なポイントです。

つまり、人の目が気になるのは、「人からどう思われてるんだろうか」ってことが気になるんですね。


そういう人は、自己開示も苦手だったりします。

行き着く先は、「自分は存在していいんだろうか・・・」と不安な状態に陥りがち。


人の目が気になる人の多くは、一人でいるときに幸せを感じてたりします。


それは、自己肯定感と自己有用感が違うからです。


自己肯定感は、自分で自分のことを大事だと思うことでしたね。

自分が自分のことを大事って思うことと、他人が自分のことを大事って思ってるかということでは、少し軸が違うことなんです。



自己肯定感が高い人は他人から嫌われる?

実は、自己肯定感が高い人って、他人から嫌われたりします。


自己肯定感が高い人は、自分で自分を評価できます。

でも、自己肯定感が低い人は、自分で自分を評価できませんので、他人からの評価にすがります。


特に、自己有用感が高くて(他人からの評価が重要な人)、自己肯定感が低い人(自信のない人)が周りにいると、無意識に嫉妬されます。


俺の欲しいものなんでもってんだよ! 俺はこんなに頑張ってんだよ!…って。


そして、嫉妬している当人がマウントを取ろうとして・・・

「俺はこんなにすごいんだぜ!」 「あなたのためにこうしてあげてるんだよ!」 「俺のおかげで、おまえは〇〇できたんだぜ!」

というような、言葉をかけてきます。


そうやって他人を通して自分が重要なんだって感じようと必死こいてきます。


終わりのない挑戦状を叩きつけられるようにマウント合戦が繰り返されるため、結果的に自己肯定感が高い人は、周囲に嫌われているような錯覚に陥りがちです。実際はただの妬みなので、優しく見下してあげるといいでしょう。(露骨だと本当にキラわれますw)



まとめ


もし、あなたが自分に自信が持てないとしたら

自己肯定感の乏しさなのか、自己有用感の乏しさなのかを考えてみましょう。


他人と自分との境界線をイメージして、「他人のすごさ=自分の弱さ」など

混同しないようにしましょう。


あなたは、あなたでいる。

それだけで十分な存在価値があります。👍



お困りの際は、D Mでもご相談を受け付けています。


「自信をつけたい」 そう思った方は、

『自信つけさせ屋;Mental Office ココカラ』へどうぞ^^


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