Miki
自分が必要とするものを求める
自分が必要とするものとは、どんなものなんでしょう。
今日は、それがどういうものなのかに気づきを得ましょう。 「自分は、やさしい人のそばにいる必要がある」
「自分は、平穏で、落ちついた生活をする必要がある」
「自分は、経済的にあくせくしない必要がある」
「自分は、上がり下がりの激しくない人間関係をもつ必要がある」
「自分は、自分の能力に合った仕事をする必要がある」
「自分は、もっと人生を楽しむ必要がある」・・・など。 自分の必要とするもの、自分の希望をまずはっきりさせることは、それらを手に入れていくうえでの第一歩になります。
こんなことを思っていいのかな・・・などと縮こまらないで、自分の必要とすることを堂々と声に出してみましょう。紙に書き出してみましょう。スマホやPCで打ち込んでみましょう。 自分が必要とするものを求めるのは、少しも恥ずかしいことではありません。
胸をはって求めていきましょう。

▶︎ 未成年者にとって助けになるもの
私たちMental Office ココカラには、若い世代、特に中高生などから寄せられる相談が少なくありません。
とても苦しい思いを学校という集団生活の場で体験している人たちです。
その相談内容の大半には、やはりいじめ被害にあった若者たちがいます。
人間は強くありません。
長く、ストレスにさらされていれば、人のこころは音もなく崩れていきます。
それは、思春期に限らず小学生などの低学年生でも同じことが言えます。
相談者には必ず「家族は知っているか」と確認しますが、
9割以上は「心配をかけたくないので言えません。」と返信されます。
“心配かけたくない”と、親を想うばかりに
「死んでしまいたい…」「居なくなってしまいたい…」と訴えます。
ちょっと待ってください!
何も知らずに「急死」を知った時の親のこころは…どうなるんでしょう?
何ヶ月もの間、解決できない苦しみを抱えてきた若者たちは
うつ病を疑うには十分な症状を持っています。
医療機関を受診しようにも、保険証や医療費、交通費などが発生します。
Mental Office ココカラは、若年者には無料で対応していますが
通常のカウンセリングルームなら、やはり有料のサービスとなってしまうでしょう。
未成年ということは、自分の「生き方」に責任がとれないということでもあります。
代わりに責任を負うのが「保護者」であり、両親と言えます。
こころの成長とともに、親離れして、親に話すより友人などに相談することが増えていくと、「親に弱みを見せるのは間違っている」と思い込みがちです。
その考えこそが、いかに幼稚で稚拙であるかを見つめ直していただきたい!
あなたたちを生み、育てた親は、あなたたちが想うほど腐っていません。
あなたたちの身に危険があると知れば、必ずアクションを起こしてくれます。
それを信じようとしない、自身の弱さに刮目してほしい。
家族は最も身近で、無条件に手助けしてくれる貴重な存在です。
家族を味方につけなければ、生涯後悔することになると思います。
人を助けるものは、常に人です。
死ぬ勇気があるのなら、逃げずに自分の弱さをあるがままに解放なさい。
死ぬことに比べれば、どれだけ余裕ある選択でしょう?
今までしなかったことをやってみる
自分が変われば、未来も変わります。周囲の人が変わっていきます。
それだけ、あなたの存在は大きな意味を持っています。
たったひとつの命、大切にしましょう。

▶︎ ジャマくさい思考
私たちは、自分が歩んでいるこの人生において
どれだけの楽しみや快感を知っているのでしょう。
例えば、
マリーンスポーツでも最近では本当にいろんな遊びがでてきています。
サーフィンやボディボード、ウォータースキーやウェイクボード、バナナボートにフライボードなんてものも。その他にもシーカヤックやSAP、スキューバダイビングなど…キリがありませんw
山でも登山が人気で、動画などの影響を受けて女子でもソロキャンプ が増えていますよね。
1日、海で遊んでキャンプ泊する。…ゴクリ。
間違いなく、楽しいでしょうし、スリリングで刺激的な1日になるでしょう。

・・・じゃ、なんでやらないの?
やったことない遊びや体験に、多くの人は敬遠しがちですよね。
無論、費用もかかるし道具も揃えなきゃならんし…? 虫や衛生環境が…?
しかし、本当の理由は?
人間には無意識に防衛規制システムが作動して、やってみたいことにも躊躇する機能が備わっています。そのシステムが、お金だ、時間だ、環境だ…と、あれこれ理由をつけては行動を抑止しようと働きます。
つまるところ、あなたは何が欲しいの?
防衛規制システムのいうことだけ聞いてたら、ひきこもりですよ?
外に出ようもんなら、コロナだ、紫外線だ、交通事故だ……
死にたいと考える人や自粛生活で窮屈だと悩んでいる方へ。
誰かに何かを言われるから、こうしている?
これをやっちゃうと、誰彼たちがこうなる?
それは、誰のために生きている人の言葉なの?
あなたの人生を歩んでいる、主人公である「あなた自身」はどうしたいの?
人生には限りがありますので、
「青春」のように熱中して、打ち込めるものを見つけて欲しい。
失敗したっていい。 転んでケガしたっていい。
それは、やった人にしかわからない勲章なのだから。
人生のありようは、常に自分が決めるもの。
他人へ、社会へ、意図的な損害を負わせようとしない限り、
あなたのやりたいことはやってみたらいい。
急がなくても、人間いつかは死ねるのだから。
やったことのない「遊び」は、まだまだ広い世界にはゴロゴロと転がっていますよ?