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  • 執筆者の写真Miki

自分で自分を破滅させない

何か悲しいこと、悪いことが自分のまわりに起こったとき


他人が傷つけるようなことを自分にしたり言ったりしたとき


どうしたらよいのか考えてみましょう。


そのようなとき、いちばん大切なのは

自分の根本にある自己が破滅してしまわないことです。


どんなに悪いことが起こっても、ひどいことをされても、

自分の参加なくしては、相手は自分を破滅させることはできません。

どのように思い、行動するかの選択・決定は、自分にあります。


たとえばガンになって、もう何日も生きていられない状態になったとき、

自分の運命を恨み、ののしり、看病にあたっている人につらく当たるのか


それとも、自分の限界の中で何か世の中に役立つことをし

まわりの人に死に直面する勇気を与え、感謝を表現して去って行くのか、

その選択をするのは、常に自分です。



▶︎ 家族という大きな宝もの


思春期の頃を境に、自分の親と会話をしなくなった。…と、いう人が多い世の中です。


何年も面と向かって話していないのには、必ず理由があります。


過去に自分の考えを真っ向から否定された。

話も聞かずに拒絶された。

全部私のせいだと、責任を押し付けられた。


悲しいことに、親の望ましくない言動がきっかけになっていることが多いのです。


親は、まるで仏や菩薩のように温かく、常に温和で、

優しさで包み込むような存在であるかのように主張されてしまいます。


ですが、親も人間です。


社会人なら学生以上にストレスを抱えることもしばしばです。


常に温和で、温かく・・・そうありたいけど、現実は難しいのです。


親も人であり、成長過程においては発展途上。


時には、誤った言動をしてしまうこともあるでしょう。

時には、子どもの考えを否定してしまうこともあるでしょう。


そんな親を「毒親」とレッテル貼りして、拒絶することは簡単です。


しかし、本当に必要な「努力」は、お互いが分かり合えるまで

話す機会をセッティングし、互いに分かり合えないにしても

互いが譲歩できる線引きが、どこにあるのか話し合うことです。



「話すだけ無駄」


今までの経験上、無駄なことなどあり得ません。


互いに家族であることを認めている関係性があるかぎり

「話すだけ無駄」ということは、何一つありません。


自分が追い込まれた時、助けてくれるのはいつも家族です。

家族が追い込まれた時、助けてあげられるのもあなたです。


支えあいながら、生きていける。


そんなあったかい家族に戻るきっかけをつくるのか、

今まで通り被害者を演じて拒絶を続けるのか。


それはあなたが選択していることなのです。


少しずつ、自分を許して、親や友人たちも、許してあげましょう。


過去のことは、もう終わったこと…

過去にとらわれすぎて、盲目にならないでほしい。


やっぱり難しそう。

そう感じた方には、「こころの専門家」による支援が必要です。


いつでもご相談ください。


info@kokocara.net



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