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虐待とメンタルサポート

こんにちは、熊本県のカウンセリングといえば、ココカラ !

Mental Office ココカラのMiki ですw


気づけば、9月も中盤を過ぎました。

お楽しみのはずだったシルバーウィークもコロナだなんだで・・・ねぇ!


コロナのバカやろ〜〜〜〜〜!!!


先日、厚生労働省が「敬老の日」を前に、全国の100歳以上の高齢者は過去最多の8万450人となり、初めて8万人を超えたと発表したことはご存知でしょうか。


高齢化が進んでいるのは、日本だけでなく世界的にも見られる傾向ですが、日本は増加する速度が早かったようです。


1970年の国勢調査で総人口数(当時約1億370万人)のうち、65歳以上の人口が7%を超えて初めて「高齢化社会」となりました。


ちょうどこの頃が高度成長のまっただ中にあり、医療や化学技術が飛躍的に進歩したことが要因だと考えられているそうです。


高齢化社会からわずか24年後、1994年には総人口(約1億2,300万人)のうち、高齢者数が14%を超え、日本は高齢社会へとステップアップしたのです。


この頃からすでに少子化が進んでいて、子どもが減り続ける中で高齢者人口は増えていったことが、急速に高齢社会へと進んだ原因と考えられているそうです。



皆さんもご存知の通り、高齢社会となって以降も、少子高齢化に歯止めはかかりませんでした。


2007年にはついに高齢化率が21%を超え、日本は「超高齢社会」を迎えたのです。内閣府の平成29年版高齢社会白書によると、2016年10月1日現在の高齢化率は27.3%と報告されています。


2065年には、全人口の約25%が75歳以上の後期高齢者になり、高齢化率も38%を超えるとの推計が出ています。


人工の1/4が75歳以上の社会って・・・😅

75歳はまだ若い!って言われて働いているかもしれませんね。



高齢者虐待


さて、現代社会の大きな問題になっているのが、高齢者に対する虐待です。


厚生労働省によると、家族からの虐待はなんと年間1万7,000件以上もの事例があり、介護施設や居宅サービスの従事者によるものは年間約500件が報告されています。←正直、もっとあると思います。


熊本県内においても以下のように報告があり、わかっている分だけでも増加傾向にあります。

誰でも虐待してしまう可能性がある


厚労省のデータなどから、誰しも介護ストレスなどから、虐待と見なされる行為に至ってしまう可能性があることを痛感させられます。


高齢者虐待の特徴として、虐待している人に「虐待している」という自覚があるとは限らないことがあります。


以前、このブログで町で見かけた虐待事案に介入したお話を上げましたが、その方も自覚は持てていませんでした。

しかし、虐待が疑われるケースの10%には、高齢者の命に危険がある状態にあるとされており、自覚のなさが虐待を助長することにもつながりかねません。


⾼齢者虐待の要因として、以下の内容が多岐になっているといえます。

  • ⽣活苦

  • 希薄な近隣関係

  • 介護者の社会からの孤⽴

  • ⽼⽼介護・単⾝介護の増加

  • 介護者のニーズに合わない介護施策

  • 介護疲れ

  • ⻑期にわたる介護ストレス

  • 介護に関する知識不⾜

  • 認知症による⾔動の混乱

  • ⾝体⾃⽴度の低さ


介護うつが高齢者虐待につながる恐れ


ご家族の介護をされている方のなかには、資金的に有料老人ホームなど民間が運営する施設への入所は難しいと考えている場合も多いです。


安価に利用できる特別養護老人ホームへの入居を希望するものの、待機者が多く、なかなか入所ができないという方も多いかもしれません。


また、デイサービスやデイケアサービスを普段から利用している人のなかには、ショートステイで介護負担が軽減できると分かっていても、費用面などの問題から利用を控えざるをえないと考えている人もいるのではないでしょうか。


介護は家族の介護であっても悩みや問題は多く、精神的・心理的な労苦から「介護うつ」に陥る人も多くいます。


さらにその介護うつによるストレスが増大することで、高齢者の虐待につながっているケースも事実としてあります。


“うつ”は日本人の10人に1人が発症するともいわれている一般的な病気でありながら、自ら命を絶つこともある怖い病気です。


厚労省が行った調査(2005)では、介護者の4人に1人が介護うつ状態にあるという報告があり、驚愕した関係者は多かったでしょう。


この原因は、ストレスや経済的負担、肉体的負担、孤独、燃え尽き症候群などと言われています。


特に家族の介護を自宅で行う場合だと、常に介護を必要とする家族を優先して自分自身を犠牲にしてしまうことが多くあり、介護うつを発症する理由のひとつとなっています。


現に、同居する家族を介護する介護者に日常生活においてストレスがあるかを問う設問に対し、ストレスが「ある」を回答した人は全体の約7割となっています。


さらに、主な介護者の悩みやストレスの原因として最も多いのが「家族の病気や介護」であり、介護がいかに精神的に大きな労苦を与えるのかが見て取れます。



介護従事者による高齢者虐待


介護従事者によるケースでは、身体的虐待が60%を超え、高い割合で起きています。


また、施設であるからこそ安全を守るために仕方なく、車椅子やベッドなどに体を縛って転倒しないように見守ることもあるかと思いますがこの「身体拘束」が、不適当な理由で実施されているケースは今後もあとを絶えないでしょう。


しかし、なぜ介護施設で虐待が起きてしまうのでしょうか。


虐待が起こる理由 ①人手不足

介護施設で虐待が起こる理由のひとつに、人員不足による職場環境の悪化があります。

人手不足の状況では、スタッフ一人ひとりの負担が重くなってしまい、ストレスや疲労を蓄積し続けてしまうことになります。

そのため、そうしたストレスのはけ口として、入所している方への虐待が起こってしまうと言われています。


虐待が起こる理由 ②職員の教育不足

もうひとつ虐待が起こる理由としては、職場教育の不足が挙げられます。

介護スタッフの中には、入居する方に対する接し方のマニュアルや、効率的な作業の仕方を十分に学ばないまま、慣れない仕事に直面する人もいます。

その場合、ストレスを入居されている方への虐待という方法で発散してしまう事態が起こります。


虐待が起こる理由 ③被虐待者に認知症の症状がある

高齢者虐待には社会的要因や人間関係、高齢者や虐待者の状況などさまざまな要因が考えられます。

例えば厚労省の報告書(2016)を見てみると、虐待されている高齢者のうち、実に約84%の人に認知症症状が認められ、認知症と虐待には深い関係があることが見て取れます。

認知症高齢者への虐待は、介護者に対する適切なサポート体制が整っていないことや、被介護者の言動からくる介護者の介護負担の増大などが原因と考えられています。



介護支援者・職員のメンタルサポートの重要性


虐待は、繰り返されるうち、その行為自体が自然なものとなってしまい、その内容がより酷いものにエスカレートしてしまいます。


そのため、虐待の初期段階で迅速に対処することが必要です。


当事者はもちろん、周囲の人も、事後だけでなく、事前に虐待について相談できる窓口を確認しておきましょう。


施設管理者の方などには、当社のEAP外部相談窓口のご利用を強くお勧めいたします。


「こころの専門家」による一貫したサービス提供は、Mental Office ココカラだけ。


早めのご検討と設置をお願いします。

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