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  • 執筆者の写真Miki

言いたい事ははっきり言おう

自分の意見や意思を相手に伝えていますか?

自分の考えは、はっきりと伝えましょう。

「言いたくないこと」は、たくさんあります。


相手が嫌がることや言い方、感情的な伝え方などはやめましょう。

自分にも相手にも、ストレスとなります。

自分を表現することは大切なことです。


社会、地域、家族

すべての場面で意思表示が行なわれます。

あなたはどうですか? 

相手に対してきちんと意思表示ができていますか?

言いたいことも言えないまま

小さくなっている必要はありません。

伝えたいことがあれば、落ち着いて気持ちを伝えましょう。


▶︎ 「痛い」「きつい」「助けて」の発信を


私自身は臨床(医療現場で実際に患者に接し、診察や治療を行う現場)の経験が長かったのですが、ご入院されても私たち看護スタッフに気遣いされて、痛いものでも「大丈夫です」と言われたり、「心配ないです」と遠慮されてしまうことが多かったです。


また、大きな災害派遣などに関しても派遣されたスタッフを気遣い、逆に被災者の方達に慰められてしまう…と言った経験談をよく耳にします。


もちろん、支え合いですのでそれ自体が問題だとは思っていませんが、自身の安全な生活が脅かされ、苦痛を伴っているのならきちんと「助けて」とメッセージを発信しましょう


▶︎ 災害派遣


災害時に派遣される専門家たちは、避難所や被災者の自宅訪問を行い、健康問題や生活状況などについて面談します。


その中で避難所全体のニーズアセスメントや被災者個々のニーズアセスメントを行った上で必要な心のケアや保健指導、感染症対策、被災者の状態に応じて病院や行政、ボランティアなどへの連絡を行う役割を担っています。


そんな時に、遠慮して気丈に振る舞っていると必要な援助が受けることができなくなったり、支援順位が下位になって後回しされることが懸念されます。


無論、必要以上にアピールすることは不要ですが、「足が痛い」とか「心が落ち着かない」などの主訴はきちんと言葉にして伝えましょう。


訴えに内容や切迫状況などを考慮した上で、救助の優先順位をつけています。

訴えがなければ、救助しようがありません。


「このくらいのこと」と素人判断で後回しにせず、糖尿病や高血圧症などの「持病があります」とお伝えください。



▶︎ 避難生活


私自身も熊本地震で避難生活を経験しました。


避難所での生活はかなりの苦痛とストレスを抱えます。

今後の不安もそうですし、「水」や「食事」にありつけるかの戦いの日々でした。


給水が行われても水を入れる容器が手に入らず、対処のしようがなかったこともありました。


そんな状況を救ってくれたのも、やはり友人であったり支援者やボランティアの方々だったりします。


SNSなどで「何がどれくらい必要」なのか、「どんな人がいてどんな支援が…」と具体的に発信することが重要です。


緊急事には、遠慮なく「伝える」ことを優先したいものです。

報道もかなり偏りがあって、物資は十分と言いながら、全く補給が届いていないところもたくさんありました。(過去の経験談)


「かっこ悪い」とか「迷惑になる」などは、後回しにして

「生きる」ために他人を、支援を頼りましょう!


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