
Miki
言葉にしないと伝わらない
普段から、「感謝の気持ち」を言葉にしていますか。
「ありがとう」や「美味しい」、「嬉しい」や「楽しみ〜」など
自分のポジティブな感情や期待感を言葉にできていますか。
子どもの頃は平然と使っていたのに、成長とともに「照れ隠し」を覚えると
ポジティブな感情を他人へ表出しなくなってしまいます。
昔は、よく「結婚なんてするもんじゃない」とか、「結婚は墓場だ」なんて表現されていましたが、これらも「照れ隠し」がそう言わせているだけで、真に受けないでください。

例えば、新婚さんが「結婚なんてするもんじゃない」なんて今の時代に発信すれば、「奥さんに失礼だろ!」とか「女性をなんだと思っているんだ!?」などと炎上するでしょう。
子育てのイメージがないキャラの旦那さんが、お子さんの「オムツ替えてんの?」と聞かれたときに「息子に“自分で替えろ!それができんならトイレでしろ!”って言ったら、息子はうんこしなくなりましたw」なんてボケたつもりで発言しても、虐待ものとして批判されることでしょう。
仕事関係のプロジェクトに携わった人が、成功を収めた後に「努力なんて全然?朝起きたらできてました。」みたいにすっとぼけて言ったりしますが、めちゃめちゃ努力してます。
家に遊びにきてくれる友人のために、3日煮込んで作ったラーメンを出す時も「お遊びで作ってみたダケだけど…」と言いながら出したり…。
努力や稽古してるような、バックヤードを見せたがらない世代の人もいるでしょう。
そういう方には『素人のラーメンを「3日煮込んだんです!」と言いながら出せるかぁ!』って、怒られそうですけど、なんなら仕込みの段階から動画に撮って、努力の結晶がコレ(自作ラーメン)です!っていうくらいの時代に変わってます。…変わりました。

おそらく、40代後半以降の男性には、「…あぁネ。」って言ってもらえる気がします。
結婚したのも互いに惹かれて、好きだとか愛だとか、いろんな覚悟があっての結婚じゃないですか。
いまだに奥さんを下僕とか奴隷のような扱いを人前でされたりしている人がいたら、きっと周囲の人たちからは引かれてますw きっと、キラわれています。
なぜなら今は、照れを隠さず、感謝とか労いの言葉を多く使える人材が、若い世代の人たちを引っ張っていける時代だからです。
照れを取っ払い、感謝や労いの言葉がうまく使えるようになるには
普段の生活なかで、身近な家族たちから使いはじめましょう。
習慣化していくほどに、照れによって不便だった問題も解決して
もっと自分らしく、ありのままで生活できるようになれるかもしれません。
「照れ」「はにかみ」とかで「察してくれ」は通じませんし、誤解を招く素(もと)でしかありません。
自分が変われば、周りも変わります。
「ありがとう」や「美味しい」、「ごちそうさま」からやってみましょう(笑
