Miki
成功体験
小さな成功を重ねていきましょう。
人間は生活の中で、その場面、その時に考え、決断し行動しています。
ただ、人生には重要な時期、転機があります。
それは、人生の決断をしなければいけない時かもしれません。
ものごとを決断する時、あなたはどうしていますか?
大切な人生のプランを決めるとき、人生の大きな決定をする前に
小さな決定をして、少しずつ小さな成功を重ねていきましょう。
そうしていくうちに、自分でもできるという自信がついてきます。 ここで大切なことは、小さなプランが成功してきたとき
そこで止まってしまわないことです。
段階的に進め、先々の自分を描いてみましょう。
無理はしないこと、できる範囲でおこなうこと。
最終目標の決断を忘れないようにしましょう。

▶︎ 小さなステップ
こころの病を克服するためには、一度にドカンとステップアップすることは避けます。
そんな単純にクリアできるような課題なら、最初から悩みません。
複雑な問題がより複雑に絡まり合って、人生の危機としてこころを蝕むからです。
クライエントの多くは、手早く望ましい結果を希望しますが
そうして手に入れた結果は、やはりハリボテに過ぎず、すぐにメッキが剥がれるようにボロボロと足元から崩れ落ちることがあります。
誤った習慣や考え方を正しい習慣・考え方に戻す。
言葉では簡単ですが、これまでの人生で積み上げられた学習記憶を変換させるのは容易ではありません。
▶︎ うつ病のAさん
例えば、うつ病に悩む Aさんは、常に不幸のど真ん中に自分がいるような気がして、自分の存在が社会にも悪い影響を与えてしまっているような気がしていました。
会社にも行けなくなり退職。
自宅では、外出どころか布団から出れない日々を送っていました。
毎日が辛く、悲しみの連続だったそうです。
家族から、病院の受診を勧められても「私にお金をかける価値はない」と嘆き、受診も拒否していたそうです。
うつ病は、抑うつの期間が長引くほどに悪化します。

そんなAさんにも、うつを治したいと願う気持ちはありました。ただ、動けないのです。
“動かない”のではなく、“動けない”のです。
病院受診に行けないように、自分がやりたいことも自責からくる「縛り」によって、実行できないんです。
布団の中で唯一できる活動がスマホでSNS検索したり、Web上での情報閲覧でした。
そこから偶然にもココカラに関心を持ってくれました。
本当はすぐにでも病院へ連れていきたかったのですが、幸いにもご家族と同居しており健康状態にも急速な援助を要するほどではなかったため、時間をかけて対話を重ね、状況をみんていくことにしました。
私がAさんに「アレをなさい」「コレをなさい」といった指示をすることはありません。
徹底して、受容と共感を継続しました。
「あなたは本当によく頑張っているよ。だから、もう頑張らなくていい。人の目も気にしなくていい。期待に応えようとしなくてもいいんだよ。明日のことなんて考えなくてもいい。休む時くらいは“がんじがらめ”の自分を解放して、ゆっくり深呼吸しよう。」と、いった具合です。
ポロポロと涙が溢れるAさん。無理していた自分に気づいた瞬間です。
今まで気づかなかったことでしたが、Aさんは周囲の目や期待に懸命に応えようと努力し続けていたそうです。そのため、常に気丈で、笑顔で、愛想よく、弱音を見せない自分像を演じ続けていました。
Aさんは、うつ病になったことで人間の脆さや弱さ、自分の悪い癖などを学ぶ機会を得ました。やがて「うつを治す」という考えから「うつに治される」という感覚に変わっていきます。
認知行動療法を主体に関わることで、物事に対する自分の捉え方が偏っていること、捉え方次第で体の反応が違うことなどに、強く関心をもち自ら認知行動療法を学びたいと思うようになったのです。
うつになったことで改めて知った人間の心理や体の反応。
布団の中にいても勉強ができる。そこからAさんの活動はみるみる変化していきました。
大切なのは「今」、どう感じているのか。「今」、何をすべきか(したいか)。
なにが機転となるかわかりませんが、まずはあなたの「SOS」をココカラへ伝えて欲しいです。

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