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  • 執筆者の写真Miki

R指定

こんにちは、熊本のカウンセリングルーム「Mental Office ココカラ」です✨


今日はタイトルの通り、映画や動画配信サイトなどでよく見る「R指定」と呼ばれるものについて、少しだけ考えたいと思います。


と、いうのも劇場版「鬼滅の刃」が、もの凄い反響のようですね!!


ただ、アニメ版「鬼滅の刃」などご覧になった方のなかには、ショッキングな映像というかグロテスクなシーンもたくさんあったりして、ホラーチックな内容ですよね💦


特に発達障がいなどを患うお子様などでは、周囲からの刺激を受けやすくて少し乱暴になったり、よりディープな恐怖刺激を追求し始めたりしてしまうこともあります。


とはいえ、今上映されている「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」は、残酷なシーンはおおよそ2箇所程度だと噂に聞いています(まだ見にいけてません😅)


そのため、年齢制限枠では「PG -12」となっていて、お父さん・お母さんなど保護者の方が同伴することで観覧できるということです☀️


内容を知らない人でも、号泣できる。

そんな秀逸なストーリーらしいので、ぜひ見に行きたいものですね!!



▶︎ R指定


映倫が定めているレイティングシステム(映画鑑賞の際にその映画を見ることが出来る年齢制限の枠、及びその規定) は以下の通りです。


1)PG-12

12歳未満(小学生以下)の鑑賞には成人保護者の同伴が適当。

性・暴力・残酷・麻薬などの描写や、ホラー映画など、小学生が真似をする可能性のある映画がこの区分の対象になる。  


2)R-15

15歳未満(中学生以下)の入場(鑑賞)禁止。いわゆる15禁。

単にR指定と表現する場合、これを指すことが多い。 1998年5月以前のR指定を改定。PG-12のさらに刺激度が強いものに加え、いじめ描写も審査の対象になる。


3)R-18

18歳未満の入場(鑑賞)を禁止。ポルノでおなじみの18禁。

1998年5月以前の成人映画を改定。

R-15に加え、著しく性的感情を刺激する行動描写、著しく反社会的な行動や行為、麻薬・覚醒剤の使用を賛美するような表現の項目が強調されている。



▶︎ 子どもには適切なものを見せよう


小さなお子様が、両親の影響で幼い頃から父親の好きな戦争ゲームを毎日眺めていたり、

家事に忙しい母から勧められ、ネット動画を検索しているうちに残酷な動画ばかり探すようになっていたり…していませんか?


上記のリアルな殺戮系ゲームは、実際に戦争に行く兵士たちに感覚を麻痺するために作られたバーチャルゲームが発端と言われます。


まさに、「人を殺す」という感覚に順応させるためのゲームです。


これを物の分別がつかない幼いうちから、毎日のように見せつけられると次第に興味を持ち出し、自分でもプレイするようなるでしょう。


ゲームの中で「敵」を倒すと快感を覚え、時には他者から称賛を得ることもあるでしょう。


快感と称賛によって、より学習意欲が増します。その期間に体も成長していきます。


・・・さて、どうなるでしょう?


私が、20年以上の臨床経験で唯一出会った「サイコパス」の事例です。


過酷な生育環境で、褒められるためにゲームの中で人を◯し続け、

父がゲームしているときには動画で「人の◯しかた」のような悪魔な動画を見続けていたそうです。


その人は言いました。「なぜ、他人を殺しちゃいけないの?」と…。




親にとっては当たり前でも、子どもにとっては過激で

生育にも大きな影響を与えることを知って欲しいです。


私たち大人がよく考え、子どもためにできることを親として振り返りましょう。

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